ハリーがどろんこ遊びをしていたら、体が真っ黒け。
家族に気づいてもらえず、こまってしまいますが、最後には家のよさを感じさせてくれます。
大人になればなるほど、見た目に振り回されたり、見た目で物事を決め付けたりすることが多くなりますが、「それじゃだめなんだ」と感じました。そして、やっぱり家が一番だなというのも……
学生の頃、「どろんこハリー」は、一部では「黒人の差別」を連想する人もいるので、人の前で読むときには注意するように言われました。
そのことが気になって、ずっと敬遠してきたのですが、実際に読むと、さまざまな教訓のつまった素敵な絵本でした。
しかし、学校で言われたような考え方をする方もいるようなので、それは頭の片隅に入れておいても良いかもしれません。