色使いが鮮やかというわけでもなく、絵がかわいらしいというわけでもないのに、なぜか目を引く絵本。ハリーをはじめ登場する人物の表情がとてもうまく描かれていると思います。お風呂の嫌いなハリーが最終的に家に帰ってきて、あまりの汚れに戸惑い、自分からブラシを家族に渡して洗ってもらうという行動がとても愉快でかわいらしかったです。始めは白色に黒ぶちだったのが、途中黒色の白ぶちになった時、子供達は「あれ?ハリーがいない」と全然なにがなんだかわかんなくなっちゃったみたい。変わっていしまったハリーを子供達にわからせるのには苦労しました・・・。最後もとに戻ったハリーを見て、「きれいになってよかったね」って子供達は言います。じゃぁ内容がわかったってこと?う〜んそれは未だに疑問。