とっても有名なこの絵本。
何となく食指が動かず、今まで読まずじまいでしたが、図書館で選書しているときに目に飛び込んできたので、借りてみました。
赤ちゃんの時からずーっと一緒で、ほころびてきてしまったぬいぐるみのこん。ほころびをおばあちゃんに直してもらうため、こんとあきは列車に乗って旅に出ます。
こんが列車の切符を持っていたり、お弁当を買ったりと妙にしっかりしていて、しかも周りの人がちっとも不思議そうにしていないことに大人の私は違和感を感じてしまいましたが、娘はすーっと物語に引き込まれていきました。
子ども(とぬいぐるみですが)だけでのはじめての冒険。途中でハプニングもあり、ハラハラドキドキ、最後まで一気に読みました。
絵本の中に入り込んで自分も冒険している気分になれる、そこが人気の秘密なんでしょうね。とても面白かったです。