ってくらい人間らしく描かれているこん。
どこからどう見てもぬいぐるみなのに、普通にしゃべるし普通に歩く。
電車にも乗るしお弁当まで買いにいっちゃう。なんて頼れるやつなんだ!
ぬいぐるみらしいトラブルに巻き込まれる割に、最後までぬいぐるみとしては行動しないこんに、子どもの世界観ってこうなんだ〜と目からウロコの思いでした。それを貫く作者に子どもへの深い愛を感じました。
はじめてのおつかいのような緊張感、はぐれたときの絶望感、その後おばあちゃんに出会えたときの安心感。
何度読んでもあきません。すばらしい絵本です。
最初と最後のページがこんの布型になってるのもおもしろいです。子どもが興味もってました。今度一緒にぬいぐるみ手作りしてみようかな。