さきゅう町のおばあちゃんのうちからやってきた手作りのきつね「こん」。そのこんと一緒に小さな女の子「あき」が育って行きます。時の流れとともに、だんだんに、手がほころんだりとこんに手当てが必要になってきました。そこで、ある日、こんとあきはさきゅう町のおばあちゃんのうちまで出掛けていく事にしたのです。さきゅう町のおばあちゃんおうちに着くまでに、いろんなことがおこります。小さなドキドキがたくさん起こるのです。そのたびに、こんが「だいじょうぶだいじょうぶ」と声をかけてあきの心をささえてくれますが・・・絵が優しいのと、お話がまた優しいのとで、娘は3歳のころより大好きで何度も何度も図書館から借りては返し、繰り返し読んだ本です。この夏、欲しい本を尋ねたところ、この本の名前が返って来たので、7歳にはなりましたが、ようやく買ってあげたところです。いくつになっても、読みたい絵本のようです。