コンは本当はただのぬいぐるみで、アキの想像で動いているだけなのかなと思って読んでいましたが、おばあちゃんの目線でもコンはぬいぐるみではなく、生きているように描かれていたので、「ただのぬいぐるみではないのかな?」とわからなくなりました。
でも、読み終えると、この絵本の良さがじんわり伝わってくる感じがしました。
コンがただのぬいぐるみであろうと、なかろうと、電車に乗って、おばあちゃんのもとに行くアキにとっては、小さなコンがとても心強い存在になっています。
まだ息子はアキのような初めての大冒険はしたことがありませんが、いつか息子もコンのような存在を連れて冒険するのかなと想像してしまいました。