プリンちゃんが拾った種を大事に育てながら、いろいろ想像をめぐらす場面は、かわいくてかわいくて、ほっこりします。
ばあばは、なんの種か、最初からわかっていたんですね。
それでも、プリンちゃんガ想像力を膨らませることを、邪魔せず、あたたかく見守っている様子、そして、赤い実が一つだけなり、プリンちゃんが少し残念そうに(?)見せにくるなり、小さなプリンちゃん人形を差し出すこのタイミング!すばらしいです。子育てとは、一歩引いて見守ることも大切だよな、と考えさせられました。
改めて読み直すと、ばあばは、プリンちゃんが種のお世話を始めたページから、プリンちゃん人形を作り始めているんですね。プリンちゃんをがっかりさせないように、最初から考えていたんだな〜。深いです。