「ここは おかしのくに。」
プリンちゃんシリーズ第3弾には、
プリンちゃんのばあばが登場します。
プリンちゃんが、ばあばの家の前でひろった小さな種。
何の種だか、プリンちゃんには分かりません。
ばあばに聞いても、「さあね、そだててみたら?」
種を植え、水をやり、色々と想像を膨らませるプリンちゃんと、
それを優しくおだやかに見守る、モンブランばあば。
うちの子どもたちも、保育園の帰り道、よく
小石や種、草花を拾い集めながら帰ってきたものでした。
「これは何?」と聞かれると、「これは藤の種だよ。」などと、
すぐに教えていたのを思い出しました。
モンブランばあばは、何の種かをちゃんと知っていて、
でも、すぐには教えずに、
プリンちゃんのわくわくした気持ちを大切に育てます。
眼鏡をかけて、何かを作りながら・・・。
ハッピーエンドで読み終えたら、
もう一度読んであげるのをオススメします。
今回も、巻末に「プリンちゃんのうた」がのってます!