弟のルイスが突然べろべろかいじゅうごくりんに食べられてしまうところからお話しは始まります。
目の前で弟が突然食べられてしまうなんて、普通なら
「きゃーー!」
と悲鳴をあげたりパニックになったりしますよね。
でも姉のサラは違います。とても落ち着いてルイスを助けるのに必要な物を探し始めるのです。
振り返ればすぐ家なのに、大人に助けを呼ぶことも無く!
その後どんどん大きい怪獣が現れますが、ひるむことなく自転車でどこまでも追いかけていきます。その自転車も自分で改良して海の中までも追いかけて行くのです、勇敢なだけでなく天才です。
そして弟のルイスの所にやっとたどり着くのですが、怪獣のお腹の中にいたルイスは泣いているかと思ったら
「おねえちゃん ぼく きてくれるって しんじてたよ」
と余裕で本を読んで待っているではありませんか(笑)
どうやって助かるのか、想像していたものと違ったので最後のオチもスカッとしました!
9歳の長女はこの絵本を読んで、
「私も弟(6歳)を絶対助ける!」
と言っていました。