心躍るような小物たちが、一面にちりばめられた、大変美しい絵本です。
2歳の時に読んだ時は、いったい何がなんだか、という顔だった息子。
もっぱら探すのは母の役目。息子は自分の好きな小物をにやにやしながら眺めていました。
それから年月が過ぎ、キャラクターもののさがし絵本を何冊かクリアできるようになったので、さあ、リベンジ、ともう一度手にとって見ました。
ところが…
息子は、「ねーどこにあるの?」と最初から母のヒントを求め、
母の方は、というと、「今さがしとるから、まっとけっちゅーねん!」と語気も荒くなっていきます。
「あ、分かった見つけた。○○の横さがしてみ?」
と母がいえば、
「…わかんない。○○って、どこにあるの?」と息子。
「△△の上」
「△△はどこ?」
「……××の隣」
「わかんないなあ…××は?」
「(怒)□□の斜め上!!」
「…えーと、僕、何さがしてたっけ…」
こうして、イライラは最高潮となるのでありました。
あああああーーーーー!!!この絵本、もっと楽しい絵本のはずなのに!!!!
この絵本を楽しむ子供に付き合えるほどの、強大な粘り強さが欲しい、今日この頃です…