3歳0ヶ月の息子に読んでやりました。散らかっている部屋をかたづけているはずが、ついぞうきんとほうきで野球ごっこをしてしまい、それがどんどん外へ繰り出していきます。片付けて欲しかったおばあさんは、あきれてしまいますが、自分も外でどろんこで遊んでいると、自分達が本来なにをすべきだったかを思い出し、それをやり遂げるというお話でした。
つい、片付けていないことに腹立てて怒鳴ってしまいますが、こうやって逆に困らせてやるくらいの困ったアクションをとってみると、変わるのかもしれませんね。おもしろいアプローチだと思いました。
息子は、野球ごっこがおもしろいと目に映ったらしく、野球で遊んでいるシーンを妙に真似たり。最後にはどろだんごを作りたいといってみたり。子どもに興味のある遊びがあるので、引き込まれていきます。
掃除するはずだったのに、おかしいねーと多少解説をしてやらないとわかりづらいかもしれませんが、子どもはこういうお話が大好きなのではないでしょうか。どんなお子さんにも読んであげられると思います。