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ながいかみのラプンツェル」 ####さんの声

ながいかみのラプンツェル 絵:フェリクス・ホフマン
訳:瀬田 貞二
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:2023年05月12日
ISBN:9784834002096
評価スコア 4.42
評価ランキング 12,513
みんなの声 総数 18
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  • 深い闇に射すものは、

    ホフマンの描く絵本たちには、様々な形ではあるけれど、どれも愛を感じずにはいられません。
    ラプンツェルは、その中でも私が最も切なく苦しいほどの愛を感じた、とっておきの一冊です。

    「残酷」とも思われるような表現があるのも確かです。
    けれども、闇があるからこそそこに光が射すように、この残酷さこそが、この本で描かれた愛を、より強く美しく見せているのではないでしょうか。
    瀬田さんもホフマンも、この絵本中、その闇の部分をかなり色濃く映し出しているように感じます。
    ですから、ここまでのものを、子どもに見せるのは!という方が多いということにも、納得いきます。
    でも、私はきっと、子どもにもこの絵本を与えます。
    だって、子どもにその残酷な部分を見せることの、何がいけないのでしょう。
    辛いこと、悲しいことからは、どうしたって逃れられません。
    どんなにもがいてみたところで、より深く沈んでいくばかりです。
    その恐ろしいものたちと、空想のお話の中ですら、子どもに向き合わせないだなんて。
    それは子どもにとって、本当にいい選択といえるものなのでしょうか。

    絵本とは、現実とは違う夢の世界に、私たちを連れて行ってくれるものではないでしょうか。
    そしてそれは、必ずもとの世界に帰って来られるという、絶対安全保障付きのものなのです。
    ぜひ、沢山の夢の旅を、子どもにはさせてあげたいと、私は願っています。

    投稿日:2012/01/08

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