昨年、ディズーニーがアニメ映画にしたのを子どもが見に行きました。
前々からお話会などで聞いたことのある話だったので、気になってはいたのですが、はじめて絵本で読みました。
絵は巨匠、ホフマンです。
(昨年、ナルニア国でやっていたホフマン展もよかったです〜)
ホフマンの描く「ラプンツェル」は、お話だけ聞いて自分が想像していたのよりもずっと普通の女の子でした。
昔話として語られている「ラプンツェル」は、そんな表現はないのになぜか《お姫さま》って感じだったので、
この絵本を見て初めて〈そうか、王子さまがラプンツェルを好きになるだけで、ラプンツェル自体は魔女に育てられた普通の女の子だったんだぁ〉と、改めて感じました。
あと、びっくりしたのは赤ん坊の時の魔女に抱えられている「ラプンツェル」の姿!
当たり前ですが、「生はだか」の姿で大泣きしている様子を描いているので、ちょっと不気味な容姿に見えなくもありませんでした。
ホフマンの絵は、時々すごく人間の描き方がわざとホラーっぽく描いているのかなと思うときがあります。