ラプンツェルが、王子の後を追って塔から飛び降りた時に、かすり
傷ひとつおわずに下についたのがよかったです。
いばらで両目を刺しつぶされて目が見えなくなった王子ですが、
ラプンツェルの流す涙で、王子の眼に流れ込むと、両目が見える
ようになったのもよかったです。
そして、ラプンツェルがおきさきになってふたりが幸せに暮らせ
たのもよかったです。
一方の魔女は、階段もなく戸口のない塔の中から出られなくなり
身体が小さくなって、とうとう古林檎ほどにしぼみ、1羽の大きな
鳥に運ばれて、待つ雛の餌になったお話しのつけたしまで、あり
ました。