「さっちゃんのまほうのて」で有名なたばたせいいちさんの絵は、表情豊かで素朴な感じもして、とても好きです。
さて、「ゆうちゃんのゆう」。表紙だけ見ると、この女の子がゆうちゃんなのかな?と思いましたが、ゆうちゃんは女の子の弟のことだったんですね。
「ゆう」という名前の弟。「ゆうって何のゆう?」素朴な疑問かもしれませんね。
ゆうびん?ゆうえんち?ユーカリ?ゆうれい?UFO?
いろんな意見が飛び交います。
個人的には、“いきなりぎゃーっとなくから夕立のゆうでしょ”っていうおばさんの意見が結構ツボでした^^
でもどれも違う。
本当は、雲みたいで、海みたいな「悠々」の「ゆう」。
「悠々」という言葉を子供に説明するのはかなり難しいですね。雲みたいで、海みたいな。それだけでは理解しにくいようでした。
でもとっても素敵な名前ですよね。
日本中の「悠」ちゃんに贈りたくなる絵本です。