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体験取材! 世界の国ぐに(34) ギリシャ」 渡”邉恵’里’さんの声

体験取材! 世界の国ぐに(34) ギリシャ 文・写真:佐々木 ときわ
監修:芳野 淳
出版社:ポプラ社
税込価格:\3,080
発行日:2008年03月
ISBN:9784591100776
評価スコア 4
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みんなの声 総数 1
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  • 2008年発行。ギリシャを訪問し、自然、歴史、街の様子、小学校の児童たちの学校生活や家庭での過ごし方、食事、伝統的な行事や宗教、遺跡などを紹介。

    10年くらい前?にギリシャの経済破綻が日本でもしょっちゅう報道されていた。外国の状況を報道する時は、一部の極端な事例を扇情的に(デマも交えて)報道している感があるので、本当のことはギリシャ在住の人に聞かないとわからない。
    ギリシャの印象は、その経済騒動と、古代遺跡と神話。なんだが極端なものしかなかったが、この本を読んで、普通の生活をしている人たちがいるという当たり前の事実が感じられた。
    全く行ったことがない国の生活を、あこれこ勝手に想像するのは楽しいが、失礼なことでもあるな、と思った。

    古代から文化・芸術を牽引していた地域であり、キリスト教関係でもしょっちゅう聖書に地名が出てくる。交通の要所でもあり、いろいろと話題の多い地域だ。
    アテネの小学生のインタビュー記事が出ていたが、自国の文化・歴史に誇りを持っている様子が伺われた。自己肯定感が上がり、どんなことがあっても楽しみや幸せを見つけられる力になると思う。
    庶民は、外を散歩したり、日陰でのんびりするのを楽しんだり、人との交流を楽しんだりしている。健康的で、お金もかからないで、いい。ぜひ行ってみたい。ギリシャ語は全くわからないけど、観光地が山ほどあって、魅力的だ。

    外出自粛の時期、こういう本を見て、行ったつもりになってみるのも一興。

    投稿日:2021/06/03

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