「3びきのこぶた」の動物が入れ替わったお話。
たよりなさそうなオオカミ3兄弟が苦労して作った家を超悪大ブタが壊していく物語。
末娘が小学校時代、めったに読み聞かせの感想をいわなかった子が、
帰ってくるなり「今日の読みかせの本はすっごくおもしろかった」と大絶賛していた作品です。
のっしのっしと大ブタが登場する場面は、国技の頂点にいらっしゃる態度が横柄なかの方を彷彿とさせます。
その悪ぶりは、どこまでやるの?ここまでやるのか!!最後はどうなる?
とハラハラしながら読みましたが、「目には目を」ならぬ「鼻には花を」とばかりの大団円にほっとしました。
オリジナルの民話ではちょっと残酷な終わり方でありますが、最近の創作童話らしくハッピーエンドでよかった。