こじまのもりシリーズの第三段。
今回は春の巻。
はりねずみが長い冬眠から目覚めて、決めていた「はるになったらしたいこと」をしようと外に飛び出すのですが、思い出せません。
クローバーの畑ででんぐりがえり、てんとう虫と遊んだり、花束を作ったりとするのですが、どうもしっくりこない様子。
最後に思い出すのですが、その答えがほのぼのとさせてくれます。
子供と答えを考えながら読んだのですが、全く分からずだったので、答えを一緒に探す楽しさもある絵本です。
やっぱり、あんびるさんの絵は、今回少々デフォルメ感が強いという気がしましたが、植物の絵が秀逸だと思います。
絵がとても奇麗な絵本なので、小学校入学前でも十分楽しめます。