「ケチルさんはけちでした」という冒頭からして、おかしなことが始まる予感がしました。
埋めたものが100ばいになるという「100ばいのき」を目指してケチルさんの冒険が始まります。
欲と二人連れという言葉がありますが、ケチルさんのぼうけんはその言葉そのもの。山賊たちに襲いかかられるという怖い経験もして、目指すは「100ばいのき」。
ケチルさんは、「100ばいのき」にたどりつけたのでしょうか?
抱腹絶倒というのは、こういうお話をさすのでしょう。またしてもおかしいお話でした。
教訓的でも学習的でもないけれど、お話ってこんなに楽しくておもしろいということを再認識させてくれるお話だと思います。