爽やかな色使いで描かれた、ちょっととぼけたクマたちに惹かれて手に取りました。
ヒグマが釣りをしていると、なんと氷に乗ったシロクマが釣れちゃいます。ヒグマは魚を抱えてひとやすみするところを探しているところとのこと。ヒグマはシロクマがのんびりするのにピッタリの場所を一緒に探してあげることになります。
そもそもヒグマとシロクマって、「クマ」とつくから同じ仲間のような感じだけれど、結構違うことが多いんだなぁと改めて思いました。
でもゆったり暮らしているということが共通点。二ひきの会話はとてものんびりしていて、ほっこりしました。「わすれてた。ぼくかふんしょうなんだ」というシロクマのセリフには、親子で顔を見合わせて笑いました。
子どもたちもこの絵がとても気に入ったようで、よく手に取っていて、お姉ちゃんが弟に読んであげたりしています。