「しょうにゅうどう
それは、太陽から
みはなされた
まっくらな地底の世界。」
こんな書き出しから始まります。
「科学のアルバム」というシリーズの中に紛れ込んでいて
教科書の副読本的ななりをしていながらにして
中身は
愛が炸裂している。
それもしょうにゅうどう愛が。
長男が年長の頃、繰り返し愛読していたこちらの本。
「暗くて狭くてジメジメしたところを
ロープやライトやボートを使って探検する」
ワクワクがとまらなかったようです。
(以下引用)
「一度はいりこむと出口をみうしない、
なん日も外にでられなかったり、
ついに地上へもどれなかったりすることもあります。
人びとは、そういうどうくつを”不帰(かえらず)のあな”とよんでいます。
さあ、ライトの光をたよりに、不帰のあなにはいってみましょう。」
(引用ここまで)
さあ、と言われても
わたしは嫌です(笑)
でも子どもにはたまらない魅力だったみたいです。
ヘビロテしてました。
科学のアルバム
なので
著者の撮影した写真がメインなんですが
解説ページには
イラストもあります
そのイラストを描いた人の名前が!
サラッと
「薮内正幸」とありますよ!
驚きです。