トルストイの「3びきのくま」しか読んだことがなかったので、
いろんな「3びきのくま」の絵本を読んでみることにしました。
こちらの絵本は、トルストイ原作のものを元にしているとのことで、
先に読んだトルストイの「3びきのくま」とストーリー展開が同じで、
絵の色合いも雰囲気もとてもよく似ています。
くまが家の中の異変に気付き、怒り出すシーンはこのお話の面白い
ところでもありますが、鋭いキバをむき出しにして叫んでいる絵と、
手書きで表現されたくまの叫んだ声のセリフがとても良く合っていて、
くまの叫び声を想像して楽しみながら読みました。
これまでいろんな「3びきのくま」を読んできて気付いたのですが、
イギリス民話の「3びきのくま」では、くまの名前は出てこないんですよね。
トルストイ原作の「3びきのくま」では、クマの名前が紹介されていて、
その辺の違いも面白いかな、と思います。
いろんな「3びきのくま」のお話があるんだな〜と楽しませてもらいました。