ランプの「油」ではなく、「あかり」を買うってどういうこと?と、疑問に思いながら読みましたが、どんどんお話に引き込まれました。
幻想的なストーリーも素敵ですが、絵がとても楽しめました。
とくに町の様子が詳しく描かれていて、本文の町並みと後ろの見返しの絵のお店の並びが、ぴったり重なります。
それに気付いた時、本の中の町を歩いているような気持ちになりました。
そして見返しの絵で、どの道がおばけ森に続くのかわかりました。
日中、町で演奏していたストリートミュージシャンが、夜は、あるお店に立ち寄っているのも見つけましたよ。