長い冬が来る前に、うさぎの子どもたちにもう一度会って来ようと、わかくさ幼稚園にやってきたどんくまさん。
窓の外から眺めたら、お誕生パーテイの最中でしたが、どんくまさんにはその意味が分かりません。
ケーキの上のローソクめがけ、じょうろで水を、・・・・・・。
誕生日は、自分が生まれた日。
誕生日は、1年に1回やってきてお祝いする日。
やっと理解したどんくまさん。
みんなにお祝いの踊りを披露して、楽しい時間を過ごし、家に帰って長い眠りにつきました。
自分の誕生日がいつなのかわからないどんくまさんでしたが、目が覚めて、春の訪れを嬉しく思いました。
すると、わかくさ幼稚園一同さんたちから、招待の手紙が、・・・・・・。
どんくまさん、とっても喜んでいました。
そう、誕生日がいつかわからなくたって、かまいません。
この日は、「初めてお誕生日をお祝いしてもらった日」つまり「どんくまさんお誕生日おめでとう」の誕生日になりました。
大切なのは、おめでとうという気持ち、お祝いしてくれるお友だち、どんくまさんは、たくさんのプレゼントをもらいましたねぇ〜。