ひとりぼっちのぐるんぱ、仕事をするために体をきれいに洗って、気持ち新たにいざ出発。
でもビスケットやでもお皿つくりでやもくつやでもピアノ工場でも自動車工場でも、一生懸命働くものの、失敗ばかり。なかなか自分の居場所を見つけることができません。ようちえんを開いて、ぐるんぱが自分の居場所を見つけたとき、大人の私でも感動に近い、とてもうれしい気持ちになりました。
この絵本の見所はなんといってもぐるんぱが経験するいろいろなお店屋さん。
女の子だったらたまらないですよね。うちの娘が好きなページは、やっぱりびすけっとやのびーさんのところ。いろんな種類のビスケットが並んでいてとても美味しそう。ぐるんぱが作った特大ビスケットもとても美味しそうなのに・・・。1個1万円でもちょっと食べてみたかったりして・・・・。
もちろん、男の子でも自動車工場のページなど楽しめる箇所はいっぱいなのです。
ぐるんぱのようちえん、本当にあるとしたら、是非わが子にも体験入園させてみたい。そんなふうに思ってしまう、素敵なお話です。