前々からタイトルと表紙を目にしていたのですがついに手にとって読んでみて、色々誤解していたことに気づきました。
まずはぐるんぱが幼稚園児だと勝手に思っていたことから違ってた。
それから可愛くて楽しいお話しだと思っていたので、これまた違ってた。
ぐるんぱはひとりぼっちで、汚れて、とても寂しかったんだ。
あるときぐるんぱははたらきに出されて色々な仕事を一生懸命にするけれど、作るものが大きすぎてことごとく断られてしまう。
(でもぐるんぱが作ったものをちゃんと持たせてくれるところがミソ)
しょんぼりしょんぼりしょんぼり。。
ああ、もうそんなに悲しまないで〜、といたたまれなくなってきたとき、ついに転機が!
子だくさんのお母さんから子守りを頼まれて、たくさんの子どもに囲まれて。
もう寂しくなくなった。
良かったね、ぐるんぱー。
しかも幼稚園をつくって、今までしてきた仕事で作った大きすぎるものたちで子どもたちを喜ばせることができた。
報われた気持ちで胸が熱くなりました。
息子も「大きなくつで遊べるんだよ〜」とか「クッキー、みんなで食べられるんだよ〜」とか一生懸命説明してくれました。
ぐるんぱが幸せそうになって興奮しているようでした。