あっちこっちで一生懸命お仕事し過ぎて失敗ばかりしてしまうゾウのぐるんぱ。その健気なまでの一途さに切なくて、「ぐるんぱはどうなっちゃうんだろう?」と心配になってしまいました。でも最後にみんな幸せになるとても素敵なハッピーエンド!いつもぐるんぱがピアノを弾きながら歌うシーンで、息子(一歳)とぐるんぱの歌を一緒に歌います(勝手に私が台詞にあわせてうたうんですが)。息子は体を左右に揺らして踊りながら歌います。どうやらこの歌を歌いたくてこの本を読んでいるような?ところもあるようです(笑)。読む人の心が温かくなる、そして一生懸命に生きることに誇りを持てる素敵な本だと思います。