以前にこのシリーズの1冊目「ハネスうさぎはゆうびんやさん」を読んだことがあったので、「あ、あの傘持ってるね〜」と発見して嬉しそうな娘。
私は相変わらず美しいバーナデット・ワッツさんの絵にうっとりです。草花や動物たちの描き方がとても丁寧で、そして暖かみがあって、本当に素敵なんです。
さて、前作ではハネスうさぎのことが大好きだったはずの森の仲間たちなのに、今回は何だかツレナイ態度。せっかくのお誕生日だっていうのに。
でもね、がっかりして座り込んでいるハネスうさぎの後ろを歩いていく仲間たちの姿が見えますよ。
もう早い段階から展開は読めていましたが、それでもやっぱりラストシーンにはほっとしてにっこり。
優しい気持ちになれる絵本です。