14ひきシリーズが最近お気に入りの息子。
虫に興味のあるお年頃なので、この絵本はさらに気に入ったようです。
子どもたちだけで、とんぼ池へ遊びにいきます。
木の枝で作ったボートで池を散策したり、
たくさんのとんぼを見たり、水草ですべり台をしたりして遊びます。
ボートがひっくり返って、はっくんのしっぽがイモリに噛みつかれたりするハプニングもあったけど・・・
おじいさん・おばあさんが池に様子を見に来て、
とんぼとたわむれながら、みんなでおうちまで帰ります。
画面いっぱいに描かれた自然が圧巻です。
息子は端から端までじっくり見ては「これは?」「これは?」って聞いてきます。
おかげで、私までとんぼの種類が分かるようになりました(笑)
息子はげんごろうにご執心で、
ページの端にげんごろうを見つけると、
「げんごろー、おっきいなぁ」
「あっ、げんごろーや!」
って、いちいち指さしては楽しんでいます。
あと、とんぼの幼虫「やご」も、私が教えてやると興味津々で見ていました。
とんぼが卵を産むシーンもあるので、卵→やご→とんぼ、というのが、なんとなく分かったようです。
(どこまで分かってるのかは不明ですが・・・)
こういうことって、普段とんぼをあまり見ることのない都会に住んでいると、なかなか触れる機会ってないもの。
14ひきのように自然の中で暮らせたらいいけど、そうもいかないから・・・。
14ひきシリーズの魅力は、この大自然と、
毎回、どの子にもちゃあんと出番があって、みんなが主役になれるところ。
絵本の中で、息子は「11ひきめの子ども」になって、
一緒に自然を楽しんでいます。
とてもいい「疑似体験」をさせてあげられる絵本だと思います。