私も息子も大好きな「14ひき」シリーズの1冊です。
文字が少ないので、息子がほんとに小さな頃から読み聞かせてきたこのシリーズ。
6歳になった今でも、ときどき開いて楽しんでいます。
「とんぼいけ」は、きらきらした夏の日差しを感じられるお話です。
いつものみんなが、とんぼ池で遊んだ一日を描いています。
さすがとんぼ池というだけあって、すごくたくさんの種類のトンボ達が登場します。
このシリーズは、ほんとうに素敵な挿絵なんですよね。
文章は短く、一番下の小さなスペースに1行ずつ書かれているだけなので、全面に描かれた絵をじっくりじっくり楽しむことができます。
舞台が夏なので、基本的にはいろんなトーンの緑が溢れているページが多いのですが、最後の方にでてくる夕暮れのシーンの色がはっと目をひくくらい綺麗です。
小さいお子さんから楽しめる、素敵な絵本です。