絵本の形をとっていますが、
作者の「青」をテーマにした個展を見ているような感じがしました。
すべてひらがなで、1ページ1ページの文章も短く的ていていますが、
その言葉は抽象的で詩のようなリズムなので、小さな子どもたちには難しそうです。
背景はほとんどグレーに近い青で描かれていて、所々描かれている動物たちも青に近い色で表されていますが、
子どもたちの姿だけは鮮やかな色が塗られています。
また、1ヵ所だけ全体黄色で表現されているページがありました。
ぼくのしらなこと
という文が書かれています。
まわりが青だらけだっただけに、インパクトがありました。
作者はきっと詩人なのでしょうねぇ。