東北地方の昔話の再話。
お話は、他の昔ばなしとも共通するような感じ。
子供のいない夫婦が子供をほしいと思い、小さい貝(=つぶ)を子供として育てる。大きくなった「つぶ」が嫁探しにいき・・・
方言まじりの文がいい味をだしています。
だからこそ、読むのは結構難しい。
この方言言葉が分かればすごく楽しいのに。
そんな力量は私にはありません。
最後は、心優しい末娘に踏んづけてもらって立派になり、めだたしめでたしなのですが、踏んづけって立派な若者になるというのはなんとも痛快で、息子はこの場面がお気に入りのようです。