本屋さんで見つけて立ち読みした時、その場で涙が…。
まず、我が家が全く同じ状況だということ。娘が誕生した時、この絵本のカラーのチワワが同じ年であるということ。
そして、帯に書いてある作家さんの思い…。
この絵本と同じチワワ以外にも3匹のチワワがいます。その中の1匹は飼い主に捨てられ、保健所から引き取ったチワワです。ペットブームといわれ、ペットショップにはたくさんのペットがモノのように並べられ売られています。
簡単に手に入る反面、簡単に手放す人が多いのも現実なのです。TVでは保健所に飼っていた犬を親子で捨てに来てる人が写し出されていました。そんな子はどんなオトナになるのでしょう。
飼った以上、人が面倒をみないと生きていけないのです。転勤になっても、結婚しても、子供ができても、今まで飼っていたペットを手放さないで欲しい。最後まで責任を持って接する、命の尊さを伝えていきたいと思います。
生きている以上、必ずやってくる最期を見守り、受け止めることをそっと教えてくれる絵本です。