「とっくんトラック」のシリーズです。(私は初めてこのシリーズを読みました。)
“のはらへ”が春のおはなし、“ういへ”が夏のおはなし、そしてこの“もりへ”が秋のおはなしです。
いわむらさんの作品ですから秋の森の風景は素晴らしいです。
地面に落ちているどんぐりの形や落ち方もすごく自然で、この本を読む子どもたちも、この森の入り口辺りでとっくんがどんぐりを拾いながら進んでいくことで、とっくんと一緒に森の中を散歩している気分なれそうだと思いました。
とっくんのお店に並んでいる森の動物たちも可愛らしく、
どうやらお金の代わりが葉っぱらしくて、それぞれの動物たちが大事そうに葉っぱを抱えている姿を見て、思わず笑みがこぼれてしまいました。