靴下に開いたあなが靴下を飲み込んで、手足が生えて、旅に出る話です。
途中、仲間を増やしていくのですが、
仲間にドーナッツがいたりするところもおかしいです。
最後はシュールな展開ですが、あなだものねと妙に納得です。
あなは切り抜かれていて、ほんとの穴になっているところも面白い。
みんなを狙ったオオカミが各ページのどこかにいるのですが、
子どもはオオカミを見つけたり、あなを触るのも楽しいようで、大好きな絵本です。
オオカミなのに、川から落ちてたりして、動きがまたかわいいです。
チェコの民話ということを後から知りましたが、
チェコ独特のシュールな感じが好きです。