岡田さんの本は好きでいつも読んでいます。
食べ物が出てくるのが多いですが
今回は楽器。
この人のすごいところは、モノや食べ物を擬人化するのだけど
目鼻をつけたりするのではなくて
そのものズバリを描いて、擬人化させてしまうところ!
楽器も本当に生きてるみたいです。
内容も奇想天外で笑ってしまいますよ。
もう一つすごいのは、「汚い」とあんまり思わせない
説得力。
食べ物はもちろん、リコーダーや鍵盤ハーモニカは
直接口をつけたりするので
清潔感が大事に思いますが、
もう、岡田ワールドではそんなこと関係ない!
でも、おもしろければいいというのとはまた違う、
一本筋の通った絵本というのが魅力です。