3歳の娘が図書館から借りてきました。
よわむしのハリーは、
人も車も犬も猫も怖くて、本当にヨワムシな男の子。
「ヨワムシすぎるよ!」と馬鹿にした目つきで見ていた
我が家の兄妹でしたが、
家族で出かけたサーカスがきっかけで、
とんでもない男の子に変身を遂げます。
引っ込み思案だった子が活発になったり、
読書嫌いが読書好きになったり、
人間って、ささいなことがきかっけで、
新しい自分を発見できたりするもんだというメッセージが
とても強烈に伝わってきます。
絵も、文章も簡単で、一見こども向けのようですが、
秘められたテーマは大人にもズシンとくるものがあります。