6歳と8歳のこどもたちと読みました。
古典の「竹取物語」の雰囲気をそのままに、省略して簡単にした内容でした。
作中の和歌の一部や、「不死の薬」を燃やした月に最も近い山が「ふじさん」になったというエピソードなど、普通の子供向けの「かぐや姫」にはないような内容まで丁寧描写に描写されています。
最近は冒険物ばかりを好む8歳の息子も、ドキドキした様子で魅了されていました。
古典の雰囲気があるので、文章だけでは難しくとっつきにくそうですが、登場人物が「カエル」の姿で表現されているので、すんなり絵本の世界に入り込んでいけました。