「だっこして いいこ いいこ」は素敵な絵本。
ここに出てくるママは育児で疲れ切っています。
そのママを助けるために家族みんなが赤ちゃんの世話を引き受けます。
みんな「あかちゃんのほしいものしってるよ」
と赤ちゃんが欲しいだろうと思うものを持ってくるのですが、何とも豪快!
きれいなものを見たいのだと考えたおばあちゃんは赤ちゃんが埋もれるほどの花をかかえてくるし、
歌がききたいとかんがえたおねえちゃんはことりでいっぱいの木を運んでくるのです。
それなのに赤ちゃんは泣きやみません。
さあ、赤ちゃんのことをわかっていたのは誰でしょう?
ママのあまりにやつれた姿に娘は「あたまいたいって言ってるね」。
本当にお疲れさまと言いたくなるようなママの姿でした。