読んだ後、笑みが自然とわいてきました。
かわいらしいステキなものを見て読んだうれしさや満足感、読後のさわやかな余韻、子どもの好奇心・冒険心の強さを微笑ましく思う気持ち、何よりおかあさんうさぎの子どもへの気持ち・愛情が「分かる。私も同じ気持ち!」「子どもに嫌がられてもずっと側にいたいと思うのは、どこの親も一緒だね。子どもからウザがられても一緒にいたいよね!」と共感したのと私の親バカな気持ちを弁護してくれている気がして、思わず「にま〜」とした笑みが自然ともれてきました。
物語は、ある日うさぎのぼうやが遠くに行きたくなり、おかあさんうさぎに相談するところから始まります。「ぼくいえでしようかな」
おかあさんうさぎは「かわいいぼうやをおいかけなくちゃ」と返し、うさぎのぼうやもおかあさんから逃げる方法を言い返します。おかあさんうさぎもそれに言い返し…とストーリーが進んでいきます。
2人の会話はかわいらしく微笑ましい。
イラストもかわいらしくおしゃれで、子どもも大人もこの絵本を読んだ人は皆この絵本が大好きになると思います。
そして、子どもと一緒にいて子どもを見守りたいという親の気持ちを自然に優しく描いてあり、私の子どもと一緒にいたい気持ちを代弁し、肯定してくれている気がします。
「いつまでも子どもと一緒にいたいし、見守りたい。」「元気で好奇心の強い子になってほしいし、まだまだパパやママと一緒にいてほしい。」そんな親の親バカな気持ち(エゴ?)を抱いていてもいいんだと肯定してもらえた気持ちになり、嬉しくなりました。
この絵本はこれからも定期的に読み返し、今の娘への気持ちを思い出したいと思います。