岡田千晶さんの絵が大好きで
こちらの絵本を知りました。
林木林さんという作家さんは
初めて知ったのですが、
あかり「ろうそく」の存在と
ひとりの女の子の一生が描かれているお話は、
岡田さんの絵とピッタリでした。
私自身が「おばあちゃん」という立場なので、
このお話はとてもよくわかり、
涙が出そうなぐらい感動しました。
でも静かにともすあかり、
ゆっくり溶けていく「ろうそく」
いまは実生活の中で
使うことがほとんどないので、
小さいお子さんには、
自分が歳を重ねていくという生涯も
わかりづらいかもしれません。
でもその時すぐに、
わかるかどうかよりも、
こういう温かい心に響く作品は、
お子さんをひざにのせて、
ゆっくり読み聞かせてあげたいし、
大人の方にもオススメしたい絵本です。