両親が共働きの兄弟の夏休み。
都会の夏休みは、毎日が退屈。
田舎のおじさんが「遊びにおいで」と誘ってくれて、兄弟二人きりで田舎へ行きました。
汗をいっぱいかいて、夕立に濡れて、泥んこになって。
ご飯をたくさん食べて、ぐっすり眠る。
毎日が楽しくて、田舎の子になっちゃいたい気分!
泥んこ!びしょ濡れ!何て気持ちが良いのだろう。
とても生き生きと夏を楽しみ、一回りも二回りも、見る見る大きくなる都会っ子兄弟が逞しい。
何でも出来る!自信をくれた、魔法の夏のお話し。
はたこうしろうさんの絵、躍動感があり、ジリジリ暑さも伝わってきます。
子どもには、こんな夏休みを過ごさせてやりたい。
私の夏休みは、こんな魔法の毎日でした。
そんな夏休みが、この絵本を読んで蘇る大人も多いはず!