絵本に出てくる兄弟みたいに、子どもだけで特別な乗り物に乗って遠くに行くってことは、子どもにとっては大きな冒険だし憧れだ!
飛行機なんぞでおじいちゃんちに行くなんて、素晴らしい夏の幕開けだよ。うちは、田舎に帰省しても、ここまで自然たっぷりというわけではないし、絵本にあるような体験をしたことはない。
しかし、いまどきの町の子も、人との温かいふれあいや、ワンダフルな自然の経験に憧れるらしい。
息子も釣りや海水浴の場面の絵を丹念に見ていた。
読み終わった後は、自分も冒険いっぱいしてきたような生意気な顔をしてニヤついてた。
大人にとって懐かしく、子どもにとってはこんな夏休みあったらいいな、な物語です。