娘が3歳のとき、図書館で「そらまめくんシリーズ」が大好きだった娘にプレゼントしました。
「そらまめくんのベッド」のときは、自分のふわふわベッドをお友だちに貸せなかったそらまめくん。
その後のストーリーを経て、「ぼくのいちにち」では、たんぽぽの綿毛でつくったふわふわベッドを、すぐに「みんなにもみせてあげよう!」と誘いに行きます。
そらまめくんが成長したぶん、物語はほのぼのとしているのかな、と感じました。
たんぽぽの綿毛で作ったベッドを、みんなにみせてあげようと誘いに行く途中、雨が降ってきてピーナッツくんのおうちで雨宿り。
雨がやんで、見に行くとたんぽぽの綿毛は流されてしまっています。
がっかりしたそらまめくんを、みんなはなぐさめて、またすてきなことを思いつきます。
次の日には、またみんなでたんぽぽばたけに行って「よかったね」というラストが待っています。
このストーリーの中で、ほしくさのタオルでかおをふき、どんぐりコップであさつゆをいただいたり、
おともだちそれぞれのおうちがとても楽しそう。
ベッドも、それぞれの豆の特徴をよく表しています。
絵本を読んだ後、娘とそらまめ、えだまめ、さやえんどう、ピーナッツなど、買ってきて一緒に見てみました。
またたんぽぽの綿毛をごっそり集めていたことも。
そらまめはなかなか買う機会がないのですが、5歳になった今も、なぜか枝豆に「そらまめくん」と語りかけて食べる娘です。
子どもの心の中に、すんなりと入り、ずっと残っていってくれる絵本だと思います。