クリスマスの少し前、町がクリスマス一色に染まる雰囲気。
小雪の舞う表紙から、その季節感が伝わってきます。
アンジェリーナはそんな誰もが幸せなときにポツンと寂しそうにしているおじいさんが気になって・・・。
プレゼントをあげることよりもずっとステキなことをアンジェリーナはしました。
それはおじいさんの存在意義・居場所を作ること。
おじいさんもとっても嬉しかったことでしょう。
ロウソクをぽっとつけたような温かさのある絵本です。
息子は表紙をめくった裏の真っ赤な背景にアンジェリーナたちバレリーナが並んだ華やかな絵に「キレイ!」と声をあげていました。