大判で黄色い表紙が目につきます。
絵本だけど図工と社会も含めた中身、
そんないろんな面白さを持った絵本です。
ぼくのいえから始まる想像で作っていくぼくのまち。
可愛くデザイン的なたてものや木々がたくさん、わくわくします。
ポンポンと配置されるたてもので、
手品のように広がっていくぼくのまち。
「少しずつ増えて面白い」
そう言って娘はパラパラ漫画のようにページを素早くめくって
遊んでいました。
ふむふむと見ているだけだった読者に
絵本の最後にサプライズ。
橋が架かり、ぼくはお土産を持って、きみ(読者)のいえへ。
そしてきみのまちを作ろうと呼びかけてあります。
材料として、たてもの見本がたくさん載せてあったり、
絵本カバーにポップな色の様々な形が印刷されています。
この本は楽しいまちの制作帳にもなっているのです。
軽妙なイラストとストーリーのおかげで
親子で気軽に、住みたいまちについて考えられます。
娘は春から小学一年生、
楽しい通学路、まちを作る!と大張り切りです。
たくさん白紙のページを用意して
子どもが成長するたびに、
まちをつなげて作ってもいいですね☆