言葉をテーマとした物語なだけに、ちょっと
難しいなあって思えてしまったところも
あったのですが、ストーリーの進み方が楽しくて
ひきこまれるようにして読み終えました。
特に最後の章「一言惚れにご用心」が楽しかったです。
そういうこと、あるかもしれないなあって。書き言葉と
話し言葉の雰囲気が違うっていうこと、よくありますから。
(私も「書く」方での出会いが先で、実際に会って話したら
「イメージ違うねえ」と言われたことがあります。話し言葉
の方がゆったりらしい)
この春から小学校5年生になった娘もこの物語、読んだはず
ですが、どんな風に感じたかな?似たようなことも起こるかしら?
とちょっとわくわくします(笑)。