赤い火をふく山を見て、どんぐりたちが、その山に向かうことに…
そんな危険な場所にどうして向かうのでしょう。そのうえ、長い時間をかけて、大変な思いをして、荒れ狂う海を越えていくのです。その目的とは…
ドングリ・ドングラのかけ声が、何度となく現れますが、時として、意味不明の掛け声になってしまう場面をあり、思わず笑ってしまいました。でもその状況は、笑いごとではありません。ドングリたちの気が抜けると、こんなことになるのかと。それもまた新しい発見でした。
無数のドングリたちの描写には、ただただ目をみはるばかりでした。
お話の流れから、自然の営みを強く感じることができました。