作者の紹介の所を読むと、この話が出版されたのは1937年。とても古いです。そして古いのに、時代を感じさせない面白さがあります。
こういう作品をベーシック絵本というのでしょうか?
とにかくミトンほか、登場するねこちゃんたちが可愛いです。ねこ好きの人にはたまらない絵本になりそうです。
絵本の中に登場する男の子、おばあさん、女の子たちや小さな(幼児の)女の子など、それぞれの登場人物たちは1ページくらいしか出てこないのに、その姿かたちには、年代や性別、性格付けまで考えて表現されているような気がしました。
お話が聞ける低年齢から(3,4歳くらい?)小学校中学年くらいまで楽しめる絵本だと思います。