物語の展開は楽しいですし、主人公のねずみのハーメリンは可愛いです。
でも、最近の絵ギリスの絵本はこうした貼り絵を使ったコミック風な作りの作品が増えたように思います。
それとも作る時にパソコンを導入している作家さんが増えたせいかもしれませんね。
見ると、表紙絵もいい感じに影が入っていて、3Dまではいきませんが、絵に立体感が感じられます。
最後にハーメインとコンビを組むことになったエイミーは初めから探偵になりたかったのかなぁ?
登場シーンからずっとカメラを首にかけてるんですよね〜。
それと、最後に登場した時の衣装がいかにも探偵っぽい上に口に笑いじわ(?)が描かれているんですが、この人って、いくつくらいの設定なんでしょう?ちょっと気になりました。
面白い作品ですが、本文以外の文が多いので、読み聞かせには使いづらいかと思います。
余談ですが、
この作者の前作「カッチョマンがやってきた!」は個人的に大好きな作品で、やはりコミック風な作りの絵本ですが、面白いので読む順番の工夫や練習をしてクリスマスの時期になると毎年小学校で読み聞かせに使っています。